小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

神の家族に対する勧め

「あなたの信仰は立派です。
 あなたが願うとおりになるように。
」             

                                                       f:id:koumi2016:20160627201619j:普通 マタイ 15:28

 

<神の家族に対する勧め>    Ⅰテモテ5:1~16

 教会は、多様な人々が集められて構成されている群れです。子どもから大人まで、年齢層にも幅があり、育ってきた環境や文化、今置かれている状況などに目を留めるならば、一つとして共通点がないと言っても過言ではないほどです。けれども、ただ一つ、キリストを信じる信仰によって結ばれた共同体。ここに、神の御業が現されるために、私たちの互いにあるべき在り方について教えられたいと思います。 
 まず、教会は、神の家族として、家族のいない人たちを助けるべきであり、身寄りがなく伴侶を亡くした女性に限らず、高齢者、若い人、身体に障害のある人、病を抱える人、困窮にある人たち、兄弟姉妹の物質面だけでなく、感情や心理的な面、霊的な面でも互いに助け合うことが必要です。傾ける耳、具体的な援助の手、励ましの言葉を必要としている一人一人に気付き、届いていく愛を実践すること。そのことにより、教会は互いに助け合い、支え合う、愛の共同体として成長していくのです。

 信仰の歩みは、一人一人様々な道を辿ります。けれども、今、こうして主と共に歩む恵みの中に置かれている。その歩みの背後には、確かに教会のとりなしの祈りがあるのです。教会は、一人一人の名前を挙げて、救いに導かれるように、信仰から離れないように、主に立ち返る日がくるように、とりなし祈り続けてきた事実があります。
そして、教会は、人間の能力や努力で成り立っているわけでなく、ひたすら望みを神に置く祈り手により、夜、昼となく、絶えず神に捧げられている願いと祈りによって支えられていることを覚えたいのです。
神は、あなたに期待しておられます。ひたすら望みを神に置き、神だけを信頼し、神に願い祈るように、と招いてくださるのです。神は、夜昼、絶えず祈る祈りを聞いてくださるお方です。この祈りの火を絶やすことなく、共に集まり、共に祈ることにより、教会の働きを祈りによって支えていこうではありませんか。
 主にあって神の家族とされた者同士、助け合い、支え合いながら、神の家族としての交わりを深め、最後まで教会のためにとりなし祈る、その恵みに留まる者でありたいと思います。