小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

キリストのからだである教会

「わたしは主である。」
              

                                                       f:id:koumi2016:20160627201619j:plain 出エジプト6:2

 

<キリストのからだである教会>      エペソ1:20~23

 今日の聖書箇所には、神の全能の力によって御子が死者の中からよみがえられたことが述べられています。そして、よみがえられた御子と教会の関係について教えられていきたいと思います。
 まず、覚えたいことはよみがえられたキリストが、天において神の右の座に着座され、すべてのものをご支配されておられるという事実です。次に、大切なことは、よみがえられた御子と私たちの関係です。パウロは、教会を一つのからだに譬え、そのからだのかしらがキリストであると言い、そのキリストの命令に従って私たちがそれぞれに与えられた賜物を活かし働き、教会の使命を果たすことができることを教えています。
 教会の使命とは、全世界に出て行き、福音を宣べ伝えることです。私たちがそれぞれ生活している場所が福音を宣べ伝える宣教地となります。私たちは、キリストから派遣された宣教師として、それぞれの家庭や職場や地域で福音を証することが期待されています。そして、パウロが教会をからだに譬えている意味をもう一度覚えましょう。私たちの体は、みな繋がっています。自分のからだの一部が怪我をした場合、その怪我の痛みは、からだ全体に及びます。同じように、同じ教会に所属する兄弟姉妹の誰か一人が肉体的に霊的に弱っているならば、無関心でいることはできません。ですから、互いに声を掛け合い、相手の肉体的、霊的な必要に関心をもち、とりなし祈ると共に自分にできることがあれば犠牲を惜しまずに行動する一人一人でありたいと願います。また、互いのために日々、祈る者になりたいと思うのです。互いに祈り合う者になるには、時間を共有することが必要です。折角、神様が同じ教会に属する者としてくださった者同士、互いの必要を覚え、祈り合う群れでありたいと思います。教会の祈祷課題を祈るだけでなく、共に集まり、祈る時間をもちましょう。祈りは、祈る者が一番祝福されるのです。なぜなら、祈っている間、その人は天の父なる神様と繋がり、祈りを取り次いでくださるイエス様と繋がり、みここを教えてくださる聖霊様と繋がることになるからです。そして、主の御名によって集まる教会に主は臨在してくださり、主の御名によって心を一つにして願い求める祈りに、主は必ず答えてくださるのです。マタイ18:18~20参照。
是非、主が共に居てくださる恵みに与る体験をこれからも共に味わい分かち合う主にあって一つからだとされた群れでありたいと願います。