狭い門から入りなさい
「しっかりしなさい。わたしだ。
恐れることはない。 」
マタイ14:27
<狭い門から入りなさい> マタイ7:13~14
イエス様は、信仰のゆえに迫害された時、その人が受ける報いについて次のように教えています。「わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。大いに喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのですから。」マタイ5:11~12
私たちが救われる以前と同じようにまことの神さまを信じない人々と同じように生活をしていれば迫害されることはありません。多くの人が選択するのは、迫害されない広い道です。
しかし、イエス様を信じ、イエス様に従うことを選び取ることは、狭い門を通り、細い道を歩むこと、それは、いのちを選び取る道、天の御国に通じる道なのです。イエス様は言われました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」ヨハネ14:6
抱えているものを手放さなければ通れない狭い門を通り、決して見栄えのよい道でもなく、楽な道でもない道を歩いていく…けれども、この道こそ、永遠のいのち、天の御国に至る道であり、イエス様が先立って導き、イエス様と共に歩む道なのです。この狭い門、細い道は、単に苦労の多い困難な道というのではありません。
天の御国に至る道そのものであるお方が、共に歩いて導いて下さる、決して迷うことのない一本道。どこへ向かっているのかを見上げる時、希望と平安、感謝と喜びに溢れた道なのです。
イエス様が示された狭い門は、誰も通ったことのない門ではありません。私たちの信仰の先輩たちがすでに通った門です。そして、何よりイエス様ご自身が十字架に架かることにより、天の父なる神さまに従い通され、狭い門から天の御国に入り、困難に満ちた細い道を通られ、天に凱旋さたのです。
イエス様のそのお姿に倣い、イエス様のために迫害されたことを喜んだ弟子たちに倣い、主と同じ苦しみに与ることができる特権を与えられたことを感謝して、イエス様の歩まれた、いのちに至る道、天国に通じる道を共に歩んでまいりましょう。