小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

心配しなくてよいのです

「人には出来ないことが、

 神にはできるのです。」

 

                  f:id:koumi2016:20160627201619j:普通  ルカ18:27

                                  

<心配しなくてよいのです>      マタイ6:25~34

 この世界を創造された天の父なる神様に愛され、神の子とされている私たちに求められていることは何なのでしょうか。それは、天の父なる神様との交わりを通して、さらに神様を知り、神様のみこころを知る者となり、そのみこころに喜んで従って生き、神様の祝福を受け取ることです。

 イエス様のご命令は、「まず神の国と神の義を求めなさい」です。神の国とは神様のご支配、神の義とは神様の御心にかなった歩みです。つまり、私たちの心が神様に支配され、私たちが神の義を求め、聖められていくことを求めなさいという意味です。イエス様は、私たちが地上で生きて行くために必要なものは、神の国と神の義を第一に求めるなら、それに加えて、与えられると約束しておられます。

 日々、天の父なる神様の御前に静まる時間をつくり、聖書を開き、みことばに聞いて、父なる神様がどのようなお方であるかを知るようになると、愛してくださる父なる神様が何を自分に求めておられるのかという事に心が向けられ、この世のさまざまな出来事に心を奪われることが少なくなっていくのです。なぜなら、聖書を読むことにより、自分がどんなに神様から愛されているかが分かるようになるからです。神様は、ご自分が造られた人間たちをこよなく愛され、ご自身の作品である動物や草木を通して、私たちの心を感動させてくださるお方です。神様は、太陽と雨と大地を用いて、作物を成長させてくださり、その豊かな恵みに私たちが与ることができるようにしてくださいます。何よりも、ご自身の愛する独り子であるイエス様のいのちと引き換えに、救いの道を備えてくださいました。このような愛なる神様が、私たちが生きるために必要な物を与えてくださらないはずはないと確信が与えられるのです。

 イエス様は、私たちに、天の父なる神様への信頼に生きることを教えてくださいました。目には見えない真の神様、このお方の愛と恵みを確かに信頼し、ゆだねる信仰をもって、目に見える支えではなく、まず神の国と神の義を求めていくのです。最後にイエス様は、「ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。労苦はその日その日に十分あります。」とおっしゃいました。

 私たちは、明日、何が起こるのか分かりません。今日、何が起るのかさえ分からないものです。そのような私たちは、神様から与えられたその日その日を精一杯生き、明日のことは心配しないで父なる神様におゆだねするのです。