小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

奉仕者の報い

「人は、新しく生まれなければ、 
 神の国を見ることはできません。
」             

                                                       f:id:koumi2016:20160627201619j:普通ヨハネ3:3

 

<奉仕者の報い>    Ⅰテモテ3:8~16

 教会には、いろいろな奉仕があります。キリスト者の一番の奉仕は、礼拝を捧げることですがその為には沢山の奉仕者が必要です。説教、受付、司会、奏楽、CS、感謝祈祷、献金集計、会堂清掃などがあります。どれも大切な奉仕です。今朝は、教会で奉仕する人がいただくことができる報いについて共にみことばにきいてまいりましょう。
 初代教会は、短期間のうちにキリスト者が増えた為、使徒たちだけでは、いろいろな事に対応しきれずに配給の奉仕を専門に担う執事が7人選ばれます。エペソの教会の場合、監督職と共に執事職が定められ、教会の働きが組織的に行われていました。同盟教団には、執事という職名はありませんが教会で長年忠実に奉仕してきた人が執事に置き換えられるでしょう。実は、教会で奉仕できるという事は、キリスト者に与えられた特権であり、キリスト者の霊は、神との日々の交わりを通して成長していきます。奉仕の資格は、その人が洗礼を受けていることです。どんなに優れた能力をもつ人が教会に居ても、洗礼を受けていない人は奉仕できません。それは奉仕が人に対するものではなく、神に対するものであり、神に栄光を帰するものだからです。そして、何より神は、喜んで奉仕する人を求めておられるのです。
 では、奉仕者の喜びはどこから来るのでしょうか。それは、その人が神に愛されていることを知ることによって生じてくるものです。神は、一番大切なものを私たちのために惜しみなく犠牲になさったお方です。一番大切な者、それが神のひとり子であられるキリストです。神は罪のないキリストを罪人である私たちの身代わりに十字架でその罪の罰を処理してくださることにより、私たちが救われる道を用意してくださったのです。十字架のキリストを主と仰ぎ見る者は誰でも救っていただけます。例外はありません。十字架に現わされた神の愛を知った人は愛してくださった神に仕えたいという願いが与えられるのです。そして、喜んで仕える人は、奉仕を通して、神の助けと恵み深さをいよいよ豊かに味わうことができるのです。これに勝る報いはありません。神から与えられる信仰により、キリストとの充実した交わりにあなたも招かれています。是非、聖書を読んでください。そして、神の愛を知ってください。神の与えてくださる報いはあなたが体験したことのない喜びと感動に満ちたものなのです。


「神は、実に、そのひとり子(キリスト)をお与えになったほどに世(全人類)を愛された。それは、御子(キリスト)を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」ヨハネ3:16