小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

すべての人の主

「ホサナ。祝福あれ。
 主の御名によって来られる方に。
 イスラエルの王に。  」

                   f:id:koumi2016:20160627201619j:plain ヨハネ12章13節

 

<すべての人の主>              使途acts 10:34~48

ペテロは、自分が体験したことを通して福音がすべての人々に平等に宣べ伝えら れる時代が訪れたことを悟ることになります。ペテロ自身も、ユダヤ人たちも長い間、救いに与るのは自分たちユダヤ民族だけに与えられた特権であると思い込んで きました。 ペテロは自分の間違った認識を悔い改め、異邦人にも福音が宣べ伝えられ、すべての人に救いのチャンスが到来したことを説教していきます。
ペテロの説教の内容は、イエス様が旧約時代から預言されてきたところのメシヤ であられることを自分たちが見て体験してきたところから証言し、イエス様が救い
の御業を成し遂げられるために十字架にかかり、死んで葬られ、3日目によみがえられ、裁き主として再び地上に戻って来られ、そのイエス様を信じる者は誰でもその名によって罪の赦しが受けられるというメッセージです。
エス様は、言われました。 「医者を必要とするのは、丈夫な者ではなく、病人です。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」マルコ2:17参。
神様の義の基準に照らされる時、すべての人間は、罪人となります。 罪とは、創造主であられる神様の存在を無視して、自分勝手に自分の善悪の判断基準で生きることです。私たちはその罪の性質を生まれながらにもっているのです。 アダムの子孫であるかぎり例外はありません。すべての人は、罪をもつ存在として地上に誕生してくる故に、すべての人は救いを必要とする存在となります。ペテロは その意味を悟り、イエス様は、すべての人の罪を贖うために来てくださった主であると宣言したのです。ですから、私たちは、それぞれが遣わされていく家庭、職場、 学び舎、地域においてそこに暮らす、すべての人々に福音を届けるために選ばれた者たちであることを覚えたいと思います。今、私たちがこの時代にこの場所に生かされているということは偶然ではありません。神様のご計画の中で私たちでなければ伝えることのできない人々がいます。福音を必要とする人々がいるのです。どんな人でも福音を必要としていない人などいません。人間であるかぎり、罪をもつ存在である以上、その罪の問題が解決されないかぎり、その人が救いに与る道はありません。私たちはとても重要な任務をイエス様から託されているのです。すべての造られた者に福音を届けること、それが私たちの使命です。この使命に生きる時、私たちに生きがいが生じてきます。なぜなら、目的のない人生ではなく、目的のある意味のある人生となるからです。全世界をご支配されるまことの王であられるイエス様から、私たちはその大切な任務をいただいているのです。これ以上に光栄な任務が他にあるでしょうか。全力でこの任務を果たすために、あらゆる機会をとらえ、与えられている能力を最大限に活かし、自分にできることはすべてやり尽くしましたとイエス様に報告できるように悔いのない毎日を過ごしてまいりましょう。