小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

ふたつの大切な勧め

「彼らの目が開かれ、
 イエスだとわかった。」
              
                

                f:id:koumi2016:20160627201619j:plain ルカ24章31節

 

<ふたつの大切な勧め>         使途acts 11:22~27

バルナバは、救われたばかりのアンテオケの兄弟姉妹に二つのことを勧めていま す。一つ目は、心を堅く保つことです。ここに勧められている心を堅く保つとは、自分の力で信仰を堅く保つように努カするようにという意味ではありません。それぞれが与えられた信仰を公にして自分の立場をはっきりと表明して生きるようにという意味なのです。初代教会の人々も、現代の私たちもこの点は、同じであると言えるのです。自分がイエス様を信じたことを公にすることはキリスト者にとってとても重要なことです。洗礼準備会でも学びますが自分がイエス様を信じたことを表明することにより、私たちはいろいろな誘惑から守られることになるのです。私たちは、自分の与えられた信仰を隠してはなりません。信仰は、私たちにとっ て宝です。これ以上にすばらしいものはありません。 なぜなら、信仰は自分を罪の力から解放するだけでなく、家族や友人や知人だけでなく時代を超えてあらゆる国の人々を罪の支配から解放してきたものだからです。そして、自分の信仰を表明して生きることにより、私たちは、さまざまな誘惑からも守られることになります。 初代教会の人々も、救われる以前の生活に戻されてしまう誘惑の多い環境に生活していたのです。偶像崇拝の盛んなアンテオケの都市です。その町に住んでいた兄弟姉殊にバルナバは、自分の信仰を表明して生活するように勧めたのです。そして、 バルナバの勧めを実行したアンテオケの兄弟姉妹は、人々からキリスト者と呼ばれるようになります。バルナバが勧めた二つ目のことは、主に留まることです。主にとどまるとは、イエス様に繋がり続けること、つまりイエス様が生きられたように生きることです。イエス様のように生きるには、イエス様がどのようなお方であり、どのように生きられたお方なのか知る必要があります。イエス様を見ると、神様が完全に義なるお方であり、同時に完全に愛なるお方であることが分かります。イエス様は、罪を憎まれましたが、罪を犯してしまう人間を愛され、ご自身を犠牲にして人間が救われる道を作ってくださったお方です。イエス様が私たちの罪を赦してくださったように、私たちもイエス様にならい、人に対し赦しのわざを実行できるように日々祈りつつ、みことぱに従って神様の喜ばれることを選択し神の子としての生活を現すものに変えていただきましょう。