小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

神の愛

「神は、実に、
 そのひとり子をお与えになつたほどに世を愛された。
 それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、
 永遠のいのちを持つためである。」

 

                   f:id:koumi2016:20160627201619j:普通 ヨハネ3:16

                                  

<神の愛>     ルカ 15:11~24

 イエス様は、一つの譬えをお語りになられました。その譬えは、放蕩息子と呼ばれ絵画にもなっている有名なものです。この譬えは、神様がどれほど人間を愛しておられるかを教えています。譬えに登場する放蕩息子は、全人類を現し、放蕩息子の帰りを待ち続ける父親は、この世界を創造された神様を現しています。
この譬えの中に登場する父親には、二人の息子がいましたがその弟息子の方が父親に財産の分配を要求し、その相続したお金を持って息子は、遠い国に旅たち、そこで湯水の如く、財産を使い果たして無一文になります。すると、その国に飢饉が起り、彼は食べるものにも困り果て、故郷に戻る決断をします。弟息子は、父親の元を離れ、放蕩した後、やっと自分が神様と父親に対して罪を犯している罪人である事に気づきます。その息子の姿は、私たち人間の姿を現しているのです。
 すべての人間は、この世界を創造された神様の被造物です。しかし、被造物である私たちは、造り主の存在を認めることなく、自分のやりたいように生きたいように歩んで来ました。聖書が教える罪とは、創造主の存在を認めようとしないことなのです。ちょうど父親の存在を無視し、自分勝手に生きた弟息子はまさに私たちの姿と重なります。弟息子は、父親から勘当される事を承知で重い足取りで家に迎います。すると、父親の方が先に弟息子に駆け寄り、彼を抱きしめ、彼に口づけします。そして、しもべに急いで一番良い服を持って来て着させ、指に指輪を、足に履き物を、肥えた子牛を連れてきて屠るように命じます。そして、父親は言ったのです。「この息子は死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから。」同じように神様は、あなたが自分のところに帰って来るのをずっと待ち続けておられるのです。
 何か神様の為に償わなければ帰る資格はないと思わないでください。神様は、あなたのそのままをその存在自体を愛しておられるのです。