救われるために必要なこと
「あなたがたは私に悪を謀りましたが、
神はそれを、良いことのための計らい
としてくださいました。」
創世記50:20
<救われるために必要なこと> 使徒16:25~34
パウロたちの投獄を通して、看守とその家族が救われた出来事から、私たちが救われるために必要なことについて、共にみことばにきいてまいりましょう。
パウロとシラスの賛美の歌声に囚人たちは聞き入っていた。25節。とあります。正式な裁判を受けることなく、処罰され投獄されたパウロたちでしたが彼らは、自分たちの身に起こったことを嘆く事もなく、誰かを恨むでもなく、ひたすら神を賛美していたのです。その賛美に応答するかの如く、神は地震を起こし、獄舎を揺れ動かし、扉を開き、囚人の鎖を解かれます。26節。
看守は、目の前の状況から囚人が逃亡したと推測し、自害を決意します。27節。その時、 パウロは、その看守の行動を阻止し、その理由を述べたのです。28節。自分の置かれた状況が良く分からないまま、看守は、救われるために必要な事を教えて欲しいとパウロたちに懇願しました。28~30節。パウロたちは、「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます」と告げたのです。31節。そして、彼らは、看守の家族にも主のことばを語ります。32節。
看守は、二人を自分の家に引き取り、打ち傷を洗い、洗礼を受け、もてなし、共に食事をし、神を信じたことを全家族とともに喜んだのです。32~34節
パウロたちは、たとえ、地上のいのちが尽きたとしても、それですべてが終わりではなく、その先に永遠に神様と共に平安のうちに過ごす幸いな日々が待っていると確信していました。パウロとシラスのうちにあった平安を、あなたも頂くことができるものです。この平安をもらたす救いのため、私たちが必要なことは「主イエスを信じること。」ただそれだけなのです。