小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

神の国の民の責任

「何事でも神のみこころに従って願うなら、
 神は聞いてくださるということ、
 これこそ 神に対して私たちが抱いている確信です。
」             

                                                       f:id:koumi2016:20160627201619j:普通  Ⅰヨハネ5:14

 

<神の国の民の責任>    ピリピ4:6~9

 パウロは思い煩わないこと、感謝をもって祈ること願うことを勧めています。 感謝な思いが自分の心の中に不足しているなあと感じるならばそれは自分の心が高慢になっていると考えてよいでしょう。
神様は、私たちが素直に自分の心の状態を認め、悔い改める時、私たちの祈りに耳を傾けてくださり、祈ったことが実現されるのを体験させてくださるお方です。なぜなら、罪を認める事により神様との霊的な交わりが回復し、霊の目が開かれ自分の今置かれている状況の中にすでに感謝すべき事柄が沢山あることが分かるようになり、思い煩いからも解放されるからです。思い煩うことのないようにと勧めたパウロ自身が思い煩いからの解放を体験していたのです。思い煩いから解放された者たちに対し、パウロはさらに次の事を勧めます。8~9参照。
ここには、一般的な善を追求するようにという勧めが記されています。キリスト者には、自分が救われたことだけで満足することなく、さらに、自分の家族が救いに導かれ、友人、知人が救われ、さらに地域で共に生活する人々が救われ、社会全体がみこころに沿った歩みへと向かうようにとりなし祈る責任があります。
 私たちは、日々、主の祈りをささげていますが、みこころが天になるごとく、地にもなさせたまえと祈る者として私たち自身がみこころを実践することが求められるのです。
そのみこころの中にパウロがあげたことが含まれます。「すべての真実なこと、すべての尊ぶべきこと、すべての正しいこと・・・」パウロは、これらのことに心を留めるようにと勧めています。この留めるという言葉は、単に気をつけておくとか、心の中に入れておくという意味ではなく、計画し実行するという意味で使用されています。まずは、身近なところから少しずつ良い影響を与える存在になれたらと願います。あなたが居てくれると家庭が明るくなり、家族みんなが元気になるね。あなたが居てくれると職場の雰囲気が明るくなり、みんなが気持ち良く仕事ができるよ。ずっとこの職場に居てね。この世界の運命は、先に救われた私たちの生き方によって大きく左右されるものなのです。
 日本においてキリスト者の人数は、人口全体の一パーセントに満たない厳しい現状です。しかし、一人一人が神の国の民としてその役割を果たすなら十分全体に良い影響を及ぼすことができます。共に神の国を建て上げるために神の国の民としての責任を果たす者になろうではありませんか。