小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

祝福された家庭になるために

使徒たちは、
 主イエスの復活を大きな力をもって証しし、
 大きな恵みが彼ら全員の上にあった。

              

                                                 f:id:koumi2016:20160627201619j:普通 使徒4:33

 

<祝福された家庭になるために>    エペソ6:1~4

 家庭の祝福の基礎は、何と言っても夫婦です。夫と妻が互いに愛し合い、仕え合い、夫が夫としての分を果たし、妻が妻としての分を果たすなら、そこに麗しい家庭が築かれます。さらに、その夫婦に子どもが与えられる時、その家庭は、もっと広がりのある主に祝福された家庭となる可能性が生まれます。しかし、親と子がそれぞれ自分の分を果たすことがなければ祝福された家庭になることはありません。パウロは、子どもたちに対し、両親に従うことが正しいことであると教えています。同じパウロがコロサイ人への手紙では、両親に従うことは「主に喜ばれること」であると教えています。つまり、子どもが両親に従うことは単に親を喜ばせることではなく、家庭に秩序を定められた主のみこころに沿ったことであるため、子どもが両親に従うことを主は喜ばれるという意味なのです。
 神様は、神様が定められた家庭の秩序に従い、夫が妻を愛し、妻が夫に従い、子どもたちがその両親に従うところに祝福された家庭が築かれるのを主も喜んでくださいます。祝福された家庭を築くために親と子が心にとめるべきことは、主にあって、とパウロが勧めている点です。親は、主によって立てられた秩序のかしらであるから、当然、子どもは、その秩序に従い、神の権威を代表する両親に従わなければなりません。では親に対する勧めとは自分の子どもたちを怒らせるなという点です。どんな時に子どもは怒るのでしょうか。それは、親が一つの正しい物差しを使わずにその時、その時の自分の気分で子どもを叱る時です。子どもを怒らせてはいけない理由は意欲を失った子どもはいじけてしまい、性格がゆがんでしまうからです。ですから、親は、変わらない物差しである、聖書のみことばをもって、子どもたちに向き合い、感情的になっている時には、その場で子どもを叱ることをやめ、冷静に聖書のみことばに基づいて子どもを教え諭そうと心掛ける必要があることを覚えたいと思います。
 主のみことばに従って子どもを育てる時、親も神様からの祝福に与ることができます。その祝福とは、「あなたは幸せになり、その土地であなたの日々は長く続く」という約束です。人生の終わりに悔いを残すことにならいために、今、自分にできることをみことばに従ってはじめてまいりましょう。