小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

宣教の情熱

「自分の宝を天にたくわえなさい。」

                                     
                f:id:koumi2016:20160627201619j:plain マタイ6章20節

 

<神宣教の情熱>       使徒acts 17:16~34

パウロは、偶像に心を支配されているアテネの町の人々をなんとかして救いたいと宣教の情熱に満たされ、伝道を開始します。いつもならぱユダヤ人の会堂で福音を語るところ、パウロは毎日広場に足を運び、そこで出会う人々に手あたり次第声をかけ、福音を伝えることを実行したのです。論争好きのアテネの人々は、パウロの話す教えに耳を傾け、パウロをアレオパゴスに連れて行きます。パウロは、そこで福音を語るチャンスを得るのです。22節から31 節参照。
パウロは全宇宙を無から創造されたお方が人間の造った神殿などに住むお方ではないことを人々に教えます。さらに、創造主であられる神様は、人に仕えられる必要のないお方であることを教えたのです。神様は、人間の小さな頭で理解できるような存在ではなく、人間を遥かに超えた唯一絶対者であられることを彼らに語ります。
しかし、パウロの教えも罪の為に霊の目が閉ざされていたアテネの町の人々には受け入れられません。福音を聴いても、関心を示さない。罪を悔い改めようとしない。これは実に危険なことなのです。イエス様を拒んだ人々がどうなったか思い出してみてください。イエス様を拒むことはすなわち滅びを意味しています。
人間は、福音を拒み続けています。私たちは、それでも福音を語り続けるのです。相手が福音を拒絶することが分かっていても、福音の内容を変えてはいけません。パウロは、イエス様の十字架の死と復活の事実を変えることなく大胆に宣べ伝えます。I
コリント1:16参照。

この福音の真理を変えて人々に伝えることは許されません。神の御子が人間の代わりに十字架にかかり罪の罰を受けてくださったという驚くべき福音の内密は滅びに至る人々にとっては信じることのできない事柄となります。なぜなら、アテネの町の人々は神と呼ぶことができる存在がおられるならばそのお方は、人間に対し無関心であり、人間から遠く離れた存在だと考えていたからです。しかし、聖書が教える神様は、遠くから人間の営みを眺めているようなお方ではありません。自分から犠牲を払い、人聞と同じようにいや誰よりもへりくだられ、神にのろわれた者となって十字架に架かってくださるほどに人間を愛されたお方なのです。ヨハネ3:16参照。
私たちも父なる神様の情熱に心燃やされ、滅びに向かって歩んでいる人々に福音を大胆にお伝えする者になりたいと願います。神様からいのちがけの愛を頂いた者として、神様から預けられた時間を使い、滅び行く人々に福音を知らせましょう。