小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

異邦人伝道

ノアは、正しい人であって、その時代にあっても、
 全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。」


                f:id:koumi2016:20160627201619j:plain 創世記6章9節

 

<異邦人伝道>           使途acts 14:8~18

 異邦人に伝道する際に必要となることは、彼らに創造主なる神様の存在を明らかにし、人間が罪人であり、堕落した存在であることを自覚させることです。パウロたちは、自分たちが神として群衆により祭り上げられようとした時、彼らに向かって創造主なる神様について教えたのです。11~18参照。異邦人は、世界を創造されたお方を神として礼拝する人々ではありません。異邦人は、創造主ではなく、創造主であられる神様がお造りになられた被造物を神として拝む人々です。日本人も、その意味でパウロたちを神として祭り上げようとした群衆と同じであると言えます。日本には、八百万の神々があり、なんでも神として崇められ祭られています。
ですから、日本人に福音を伝えるためには、創造主なる神様がどのようなお方であるのかを明らかにし、すべてのものが神様によって造られた存在であることを教える必要があるので弓す。なぜなら、福音の種が蒔かれる人々の心の土壌を改良するためには、進化論ではなく、創造論を教える必要があるからです。聖書の一番初めにはじめに神が天と地を創造したと記されているのもその為です。人間が生活している世界が創造主なるお方によってデザインされ、目的をもって造られた被造物であることを知ることが人間にとって存在の目的を自覚する意味で重要なものとなります。人間が偶然、存在するようになったものではなく、造り主なる神様の素晴らしさを現すために人間が目的をもって造られた存在であることを知る時、人間は本来の尊厳を回復していきます。自己肯定感の低い日本人にとって自分が目的をもって造られた存在であり全能なる神様の最高傑作であることを知ることほど重要なことはありません。いてもいなくてもどちらでもよいものではなく、私たち一人一人はかけがえのない存在であり、創造主の目から見るならば全世界を与えるほどに尊い存在であることを知る時、その喜びは計り知れないものがあります。神様は、無条件でご自分の造られた人間を愛し続け、救いの手を差し伸べ続けておられます。ヨハネ3:16参照 。

すでに神様は、2 0 0 O年以上も忍耐続け、まことの神様に立ち返るようにと福音を通して招き続けてくださっています。そして、異邦人伝道は、牧師や宣教師だけに限定された働きではなく、先に救われたすべての兄弟姉妹にも委ねられている尊い働きです。イエス様から与えられた異邦人伝道の使命に従って人々にまことの神様のことを伝えてまいりましょう。使徒13 : 4 7参照。