小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

御霊を注がれて 

聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。

 そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、

 わたしの証人となります。」

                    f:id:koumi2016:20160627201619j:plain 使徒1章8節

<御霊を注がれて> 使徒2章14~21節
今日の箇所には、御霊に満たされたぺテロが、人々に大胆に説教した場面の様子が記されています。御霊の注ぎを受け、外国語を話出した弟子たちを見て、驚き怪しんでいた人々に対し、ペテロは彼らに起こった事が預言者ヨエルの預言の成就であると教えています。ヨエルが活躍した時代は、紀元前80O年ごろであり、彼は当時、パレスチナを襲ったいなごの災害を神のさばきであると受け止め、人々に偶像礼拝をやめるように警告しました。また、ヨエルは、遠い将来すべての人に御霊が注がれる時代が来ることを予見していたのです。そして、ペテロは、そのヨエルの預言が、今、自分たちのうえに成就したのだと大胆に証しています。14~21参照。ペテロが引用しだ終わりの日とは、救い主であられるイエス様が人となって地上に来てくださつた日から、もう一度イエス様が来られるまでの時代を指しています。私たちが生かされている今の時代が「終わりの日」に当てはまります。そして、終わりの日の特徴として、ヨエルは、すべての人に御霊が注がれると預言したのです。旧約時代には、ある特定の人だけに神の御霊が注がれたのに対し、現代は、すべての人に御霊が注がれる道が備えられたのだと、ペテロはその驚くべき恵みを宣言しています。しかも、その御霊の注ぎは、何の差別もありません。「神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注く,すると、あなたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。」御霊を受けるのに男女の区別や年齢の区別もなく、身分や国籍も関係ありません。ただし、御霊は、信仰を告白する者にだけに注がれるものであることも忘れてはならない点です。イエス様を神の御子であると信じ、イエス様を主であると告白する者のうえに、神様は、御霊を豊かに注いでくださるのです。神様は、信じて求めるものに豊かに与えてくださるお方です。神様の豊かさは、「わたしの霊を注ぐ」という言莱に現れています。神糠の恵みは、私たちのうえに溢れるほどに注がれています。神様からどんなに愛されているか。日々、みことばに耳を傾け、イエス様からの愛を十分に受け取る努力を積み重ね、受けとった愛によって、自分を愛するように家族を愛する人になりたいと願います。私たちは、弱いものです。自分の愛には限界があります。しかも、その愛は条件付きの愛です。しかし、イエス様の愛は無条件の愛です。愛ての立場を配慮した積極的な愛です。見返りを求めない無私の愛です。私たちがイエス様にならって生きる者となる時、私たちがみことばを大胆に語る機会が備えられるのです。エペソ5章15~33参照。

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