小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

教会における聖霊の働き

「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」

                      f:id:koumi2016:20160627201619j:plainルカ19章10節

 

<教会における聖霊の働き>  使徒2章1~4節
精霊の働きには、いろいろなものがあります。聖書も聖霊の働きによって聖霊に満たされた人々の手によって書かれたものです。教会の一致も聖霊の働きです。聖霊の働きの中に伝道の働きがあります。伝道とは、神の民を召し集めることです。召しには、外的なものと内的なものがあります。外的なものとは、福音の説教です。福音を語る説教者は、聖霊に満たされて、みことばを取り継ぐことができます。
ですから、私たちは牧師のために執り成し祈る必要があるのです。牧師が聖書に書かれてあるメッセージを正しく解き明かすことができるように毎週祈らなければなりません。間違ったことを牧師が語るならぱ説教を聴く人々も間違った方向に進んでいくからです。内的なものとは、福音を聴いた人に内側から働く聖霊の照明です。私たちがみことはを正しく理解し受け入れられるようになるためには聖霊が私たちのうちに働く必要があります。誰も自分の知恵によって福音を理解することも受け入れることもできません。私たちもそうでしたが聖霊がみことばと共に私たちの心のうちに働きかけることにより福音を受け入れることができたのです。

教会は、同じ聖霊によって、召された者たちの集いであることをもう一度確認しておく必要があります。そして、聖霊は一つところに集まって祈る者たちの上に降ったのです。祈りの重要性はここにあります。祈りは、してもしなくてもどちらでもよいというものではありません。祈りは、呼吸に譬えられるようにキリスト者にとって欠かせないものです。しかし、私たちは祈らずに行動してしまうことがあります。善は急げという言葉がありますが、祈らずにした善行にどれだけの価値があるのでしょうか。神様は、私たちを祈ることのできる者としてくださいました。神様は、自分の思いだけで行動していた私たちを祈りのうちに神様のみこころを聖書の中に求め、神様の命令に従う者と変えてくださいました。弟子たちは、イエス様の約束を信じ、共に集い、祈り、聖霊が下るのを待ち望みました。待つことは、忍耐のいることです。行動することの方が優しい場合があります。しかし、教会は、目先のことに惑わされることなく、まず、祈ることを優先しなければならないのです。なぜなら、イエス様ご自身がいつも祈りつつ、神様のみこころに従って生きられたお方だったからです。そして、祈りのうちになされたことは、どのような結果であったとしても、それを神様のみこころであると受け止めることができます。祈りは、神様と自分との正しい関係を確認するためにも必要なものです。主権は、神様にあります。私たちが本当のしもべとなり、自分のやりたいことではなく、神様の命じられることを素直に実行する者と変えられるのは祈ることによるものであることを覚えたいと願います。自分の素直な願いも祈りつつ、しかし、神様のみこころがなりますようにと真剣に祈り求める者に変えられていきましょう。神様は、主に召された者たちの祈るところに親しく臨んでくださり、祈る人々を聖霊で満たしてくださいます。その聖霊の力に満たされて私たちは宣教していくのです。

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