小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

神の御住まいとなる

「もし私たちが自分の罪を告白するなら、
 神は真実な方ですから、その罪を赦し、
 私たちをすべての不義から清めてくださいます。 」  
              
                                                            f:id:koumi2016:20160627201619j:plain Ⅰヨハネ1:9

 

<神の御住まいとなる>      エペソ2:20~22

 パウロは教会を3つのものに譬えてきました。
一つ目は、神の国の民です。二つ目は、神の家族です。そして、三つ目が建物です。
神の国の民から、神の家族、すなわち神の子とされ、神に近づくという意味で民よりも、子どもは父なる神様に近い存在であり、神と親しい関係であることが分かります。そして、神の子の集まりである教会は、神の御住まいとなると今日の箇所で教えています。では、教会が神の御住まいとなるとはどういう事なのか共に考えてまいりましょう。
 賢い建築家であるパウロは、教会を建物に譬え、その土台が使徒預言者であると宣言しています。20節参照。土台は、建物にとって一番重要な部分です。教会にとっても土台は同じように重要です。パウロが言っている教会とは目に見ることのできる礼拝堂のことではありません。主によって召し出されたキリスト者の群れを意味しています。キリスト者の群れにとって一番重要なものはなんでしょうか。それが使徒預言者です。使徒とは、復活されたキリストに出会った人々であり、キリストの復活の証人となるべき人の事です。預言者は、神様から直接啓示を受けた人々で御霊の働きにより、神様からいただいた啓示のことばを人々に教えていました。使徒預言者に共通する点は、どちらも福音を宣べ伝えていたことです。福音の中心は、キリストの死と復活のメッセージです。ですから、使徒預言者が教会の土台であることと、キリストご自身が教会の土台の礎石であることは合致します。なぜなら、使徒預言者が宣べ伝えていたことはキリストご自身のことだからです。
 私たちは、その使徒たちと預言者たちの証言の上に教会を建て上げることが求められるのです。私たちは、その変わらないみことばの真理に従って生活することが求められているのです。教会の歩みもみことばに沿って営まれることが必要です。今、主は何を教会に求めておられるのでしょうか。一番は、福音を宣べ伝えることです。教会が力強く宣教するためには一致が欠かせません。一致して宣教するには私たち一人一人が共に成長し、みこころを実行する者になることが必要です。主にある兄弟姉妹を受け入れ、励まし合い、助け合いながら共に宣教する者になりたいと願います。そして、自分が神の御住まいとしての教会の一部を構成していることをいつも忘れずにこの尊い役割を畏れと感謝をもって担わせていただこうではありませんか。