小海キリスト教会 礼拝メッセージ

小海キリスト教会の礼拝メッセージと御言葉を紹介します。。

信仰によって生きる

「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。
 私たちはこの方の栄光を見た。
 父のもとから来られたひとり子としての栄光である。」             

                  f:id:koumi2016:20160627201619j:plainヨハネ1章14節

 

 <信仰によって生きる>      マタイ2章1~12/へブル11章1

神の御子を礼拝するために多くの困難を乗り越えてエルサレムに東方の博士たちがやってきました。神の選びの民であるユダヤ人が無関心であった一方でこのように救い主の誕生を心から喜ぶ人々がいたことは私たちにとって大きな慰めです。博士たちは、時間と財と惜しむことなく、自分の身の安全を顧みることもなく、一身にただ、救い主を礼拝するために全力で旅を続けてきました。私たちはどうでしょうか。博士たちの信仰者としての態度に習う者になりたいと願います。<br>
博士たちは、イエス様を礼拝するために、財産を費 やし、時間と労力を傾け、はるばる異国の地から足を運んだのです。私たちも、一回、一 回の礼拝を大切にし、神様との会見の場に臨むことを意識し、神様からのメッセージを聞き逃すことなく受け取り、みことばに従う決断をしていく者でありたいと願います。
また、博士たちは、イエス様を単なるユダヤ人の王として迎えたわけではありません。 博士たちは、イエス様を全世界の支配者として礼拝するために旅をして来たのです。博士たちは、幼子の前にひれ伏して拝んだと書かれてあります。大の大人が幼子の前に頭を地に擦り付け礼拝した態度の中に博士たちの信仰が現されています。へブル11:1参照。<br>
博士たちは、異常に光り輝く星の出現にただならぬ事態が起きたことを確信し、全世界の支配者の誕生を信じてエルサレムまで旅をしてきました。信仰によって生きる人は、人間の経験においては未来のことであっても信仰によって現在のものとすることのできる人です。目に見えないものを、信仰の目で見ている人です。博士たちは、信仰によって目の前にいる幼子の中に目に見ることのできない神様の臨在を確信することができたのです。私たちも、天国があることをみことばを通して確信し、目に見ることのできない天国を信仰の目で見て、そこに向かって生きています。博士たちは、自分たちの目的を果たすことができたことを神様に感謝し、自分の国に帰って行きました。そして、博士たちは自分の国で救い主の誕生を人々に証したことでしょう。星に導かれたことや旧約聖書によりメシヤ がどこでお生まれになるかを知ることができたことや、夢でヘロデ王の陰謀について教えられたことなどを人々に伝えたことでしょう。<br>
私たちも、救い主に出会い、滅びから永遠のいのちに移された者たちです。自分がどのようにして救われたのかを人々に証しできるように自分の救いの証をもう一度書いてみましょう。書くことにより、私たちがいかに神様の導きの中に生かされてきたのかを再発見することができます。アドベントのこの月を神様の不思議な導きにより、救いに導かれた自分の歩みを振りかえりながら神様に心からの感謝をささげつつ過ごしてまいりたいと願います。<br>
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